「10人が一度に話す」って本当?
教科書にもよく出てくる聖徳太子(しょうとくたいし)。
聖徳太子は「10人が同時に話しても全部理解できた」と伝えられています。
でもこのエピソード、ホントなの?って思いませんか?
今回は、子どもでもわかるように、聖徳太子とこの有名な「10人同時会話」伝説の真相をわかりやすく紹介します。

10人の話って…それ、スーパーヒーローすぎない?
聖徳太子ってどんな人?
聖徳太子は、飛鳥時代(6世紀後半)に活躍した政治家であり、仏教の広まりにも貢献した人物。
- 「冠位十二階」や「十七条憲法」で有名
- 天皇を支える摂政として活躍
- 日本の政治の仕組みを整えたリーダー
つまり、とても頭がよく、信頼された人だったんですね。
そんな人だったら同時に10人の話を聞けても不思議はないかも…?
「10人の話を同時に聞いた」は本当?
これは、古い本(『日本書紀』など)に書かれている伝説というのが現代の説です。
現代の科学では…、10人の違う話を同時に理解するのは、ほぼ不可能!とされているのです。
実は「一人ずつ聞いた」という可能性
有力な説のひとつが「『一度に』というのは『同じ時間帯に順番に』という意味だった」というもの。
つまり、10人が集まって同じ場で順番に話し、太子は記憶力を生かして的確に応じたのでは?と考えられています。
これなら、実際に可能だったかもしれませんよね。
多くの場合「一度に」は同時ではなく、「一度の機会に」「一巡して、まとめて」という意味なのです。
「10人」もすごいけど、大切なのは理解力と記憶力だったのかもしれません。
「10人」は国や言語だった?実は広い意味かも
もっと面白い説は、「10人」は人ではなく10のクニ(国)や10の言語だ、という見方です。
当時の日本は、大和政権として朝鮮半島や中国と交流していました。
異なる言語・文化を理解し対応した太子の力量を、数字で大きく表現した可能性もあります。
これなら、「10人同時」よりずっとリアルな話に思えますね。
なので、この話は…、
- 太子がとても賢くて、公平に人の話を聞いたという「たとえ」
- 実際は順番に素早く判断していた可能性も高い
というのが本当のところのようです。

すごすぎて逆に信じられないよ…!でも、人の話をよく聞くのは見習いたいな〜
でもなぜそんな伝説が残ったの?
聖徳太子は、日本の仏教や国のしくみに深くかかわった超重要人物。
当時の人たちは、彼をほとんど神様のようにあがめていたとも言われています。
だから、「10人の話も聞けた」みたいなスーパーパワー伝説がつくられて、後世に語り継がれてきたのかもしれません。
「聖徳太子は実在しない」という意見もありますが、「豊聡耳(とよとみみ)」という称号がつくほど影響力のある人物がいたのは確かです。
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まとめ:10人の話を同時に聞いたは凄い活躍のことだった
- 聖徳太子は飛鳥時代に活躍した、日本の政治と仏教を整えた重要人物
- 「10人の話を同時に聞いた」は伝説だけど、それほど人望と知恵があった証拠
- 今でも「よく話を聞くリーダー」の象徴とされている
みんなに同時に話しかけられた時は、聖徳太子になりきって話を聞いてみちゃいましょう。
歴史は「何が本当?」を探るほど面白くなります。太子の伝説は、その問いをくれる宝物ですね。



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