空を飛ぶってすごい!鳥だけのふしぎな力
空を見上げると、スイスイと飛んでいる鳥たち。
どうしてあんなに高く長く飛べるのか。
人間にはできないことを、どうやってやっているのか不思議に思ったことはありませんか?
実は、鳥が飛べるのにはきちんとした科学的な理由があります。
今回は、そのひみつをわかりやすく紹介していきます。

鳥の体には、飛ぶための工夫がたくさんつまっているんだよ!
鳥が飛べるのは「翼」と「空気の力」

鳥が飛べる最大の理由は、「翼の形」と「空気の流れ」をうまく使っているからなのです。
鳥の翼は、飛行機の羽と同じように上がふくらんで下が平らな形をしています。
この形だと、翼にあたった空気は上側を通る方が長い距離を進むため、スピードが速くなります。
すると翼の上と下で空気の圧力に差が生まれ、下から上に押し上げる力=揚力(ようりょく)が発生します。
この揚力によって、鳥は空中に持ち上がることができるんです。
🔍 ミニ知識:揚力(ようりょく)って? 空気の流れで物が持ち上がる力のこと。飛行機も、鳥も、この力を利用して飛んでいます!
空気の力をうまく使うことで、鳥は浮かび上がれるのです。
羽ばたきの力で前に進む
翼があるだけでは、空に浮かぶことはできても、前に進めません。
そこで重要なのが「羽ばたく動き」。
鳥は大きな胸の筋肉を使って、翼を上下に動かします。
この動きで空気を後ろに押し出し、その反動で前へ進む力(推進力)を得ているのです。
飛ぶための筋肉はとても発達していて、体の中で最も大きい筋肉(胸筋)として存在しています。

可愛い鳥さんが実は筋肉モリモリだなんて面白いね!
鳥の体は「飛ぶため」にできている
鳥の体の中には、飛びやすくなる工夫がいっぱいあります。
- 骨が軽くて空洞 → 飛ぶのに負担が少ない
- 羽毛がある → 空気の流れをコントロールできる
- くちばしで軽量化 → 歯がないので頭も軽い
- 心臓や肺が強い → 長く飛べるように酸素をたくさん取り込める
これらの特徴が、鳥が空を飛ぶために最適な体をつくっているんです。
鳥の体は「飛ぶための道具」がつまったスゴイ構造だったんですね。
飛べない鳥もいる

実は、すべての鳥が空を飛べるわけではありません。
ペンギン、ダチョウ、エミュー、キーウィなど、「飛べない鳥」と呼ばれる種類もたくさんいます。
これらの鳥には、飛ぶ必要がなかったために進化の過程で飛ぶ力を失ったという共通点があります。
- ペンギン → 泳ぎに特化。羽はヒレのように進化
- ダチョウ → 地上を速く走る能力に特化。骨が重く、筋肉も飛ぶ用ではない
- キーウィ → 羽がほとんど退化している
飛べない鳥も、それぞれの環境に適応して独自の進化を遂げてきたのです。
🐧 ミニ知識:ペンギンは鳥だけど、飛ばずに海を飛ぶように泳ぐ名人なんですよ。
翼の形で風の流れを見てみよう!
紙で飛行機のような翼を作って、空気の流れと揚力の関係を感じてみましょう。
実験道具
- A4用紙(2枚)
- 定規、はさみ
- ドライヤー or 扇風機
実験方法
- 一枚は普通の平らな紙
- もう一枚は「上にふくらみ」をつけて翼型に
- ドライヤーや扇風機で風をあてて、どちらが浮きやすいか比較
翼型の紙の方が浮きやすくなるはずです。
🧪 実験のポイント: 風の通り道と揚力の関係を見比べるのがコツです!
翼の形が飛ぶための工夫だったことがわかりますよ。
飛ぶしくみを学べる図鑑
写真も豊富で、種類ごとの飛び方の違いまでよくわかる図鑑。
鳥の魅力がギュッとつまった決定版で、 羽ばたき方、羽の構造、巣の作り方まで、見て読んで楽しい一冊。
自由研究にもピッタリです。
まとめ:鳥が飛べるのは科学の力と体の工夫があるから!
- 鳥の翼は「空気の流れ」を使って浮くしくみ
- 羽ばたきで前に進む「推進力」が生まれる
- 体の中も飛ぶための構造がいっぱい
身近な鳥にも、すごい科学がつまっていたなんてびっくりしませんか?
空を飛ぶ鳥を観察して、もっと深掘りしてみてくださいね。



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