セミの声が夏に聞こえるのはなぜ?
夏になると、「ミーンミーン」「ジージー」と、あちこちでセミの声が聞こえてきますよね。
でも、春や秋にはあまり聞こえません。
どうしてセミは夏にだけ鳴くのだろうか?と疑問に思ったことはありませんか?
実はそれは、セミの生き方(生態)に理由があります。
セミは1年のうち、夏のごく短い間しか地上で生きていないんです。

あんなに鳴いてるのに、セミって1週間しか生きられないの!?
セミが鳴くのは、夏の短い命のピークのサインなんだと思うとなんだか切ないですね…。
セミはどんな一生を送っているの?

セミの一生はとても不思議です。
実は、セミはほとんどの時間を土の中で過ごしています。
セミの一生のながれ
- 卵を産む(木の枝に)
- 幼虫が土の中にもぐる(数年~7年くらい)
- 土の中でゆっくり成長
- 夏、ようやく地上に出て成虫になる
- 1〜2週間の間に鳴いて、パートナーを見つけて卵を産む
つまり、7年も土の中にいたのに、外で過ごすのはたったの1週間前後。
その短い期間のあいだに、「結婚相手」を探すため、オスのセミが一生懸命に鳴いているんです。
🧠 ミニ知識
セミは種類によって土の中で過ごす年数がちがいます。ツクツクボウシは2年ほど、アブラゼミは6〜7年と言われています。
長い地下生活から出てきたセミの「最後の大仕事」が、あの鳴き声なんですね。
そりゃあれだけ大きい声で鳴くのも仕方ないかと思えてきちゃいますね…。
セミが鳴くのは「男の子」だけ?

セミの声ってとってもうるさいけど、鳴いているのはオスだけ。
メスは鳴かず、オスの声を聞いて近づいてくるのを待っています。
しかも、鳴き声にはそれぞれの種類でちがいがあります。
| セミの種類 | 鳴き声 | 出現時期 |
|---|---|---|
| アブラゼミ | ジジジジ… | 夏の初め〜中頃 |
| ミンミンゼミ | ミーンミーン | 真夏 |
| ヒグラシ | カナカナカナ… | 朝夕・涼しい時間帯 |
| ツクツクボウシ | ツクツクボーシ | 夏の終わりごろ |
鳴き声を聞き分けると、季節の移り変わりもわかってきますので覚えておくと楽しいですよ。

セミの声で季節のカレンダーがわかるって、なんだか面白いね!
セミの声の種類を録音してみよう!

夏休みの自由研究にもおすすめなセミの研究。
セミの鳴き声は、種類ごとにちゃんとちがいがあります。
朝・昼・夕方でどんな声が聞こえるかを調べてみましょう。
実験のやり方
- スマホやICレコーダーで、1日3回、10分ずつ録音
- どんな声が入っているか、種類ごとにメモ
- 声を聞き比べて、「どの時間にどのセミが多いか」まとめてみよう
🔍 ポイント
ヒグラシは夕方や早朝によく鳴くよ。気温や天気も記録すると、より本格的な研究になりますよ。

自然の音の観察も、立派な自由研究になるんだよ!
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まとめ|セミの鳴き声は、短くも一生懸命な「恋のうた」
- セミが鳴くのはオスだけ。パートナー探しの合図
- 鳴き声は夏にしか聞こえない、短い地上生活の中での大仕事
- 鳴き声を聞き分けると、種類や季節の違いもわかる
夏の風物詩、セミの声をちょっと違う目で見て(聞いて)みると、自然がもっと面白く感じられるのではないでしょうか。
今まで「うるさいなぁ…」と思ってたセミの声も、理由を知るとちょっと見方が変わりそうですね。



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