夏になると食べたくなる!かき氷のふしぎ
「かき氷って、どうしてふわふわなの?」
子どもに聞かれて、ちょっと困ったことはありませんか?
同じ氷なのに、普通の氷と違ってやわらかくて、とけ方もゆっくり。
最近は「ふわふわ系」や「エアリー食感」といった言葉もよく見かけますよね。
実は、このふわふわ感には科学の仕組みと職人技が関係しているんです。
さらに、昔ながらの「ザクザクかき氷」との違いも知ると、よりおいしく味わえるかもしれませんよ。
ふわふわの秘密は「氷の質」と「削り方」

かき氷がふわふわになる最大の理由は、「氷の削り方」と「氷そのものの作り方」にあります。
一般的な家庭用冷凍庫で作った氷は、急速に凍るため中に空気や不純物が入りやすく、固くガリガリした削り心地になります。
一方、かき氷専門店で使う氷は「純氷(じゅんぴょう)」と呼ばれ、72時間以上かけてゆっくり凍らせた透明な氷。
この氷はキメが細かく、薄く削っても粉のように舞うほどやわらかくなります。

氷の中に空気がないと、ふわっふわになるなんて知らなかった!
ふわふわのかき氷は、特別な氷と削り方で、できているんですね。
昔のかき氷は「ガリガリ系」だった?

ひと昔前のかき氷といえば、手動のかき氷機で「ガリガリ!」と音を立てて削るのが定番でした。
このとき使っていた氷は、冷蔵庫の製氷皿で作る一般的な氷。
削ると大きめの氷片になって、シャリシャリした食感に。
対して、今流行しているかき氷は「ふわっ」「とろっ」と口の中で溶けていく感覚。
これが進化系かき氷とも呼ばれる理由です。
つまり、昔と今では氷の質も削り方もまったく違うんですね。

ガリガリ→ふわふわへと、かき氷も時代とともに進化してきたんだね。
「刃の角度」と「温度」が食感を決める!

かき氷機の刃は、氷に当てる角度を変えることで削り方が変わります。
- 刃が鋭く、角度が浅い → ふわっと薄く削れる
- 刃が鈍く、角度が深い → ガリガリと厚めに削れる
また、氷の温度もポイントです。
少しだけ常温に置いて表面をなじませると、氷がうまく削れてふわふわになりやすいんです。
🔍 ミニ知識
ふわふわ氷は「マイナス3℃〜5℃」がベストなんですよ!
冷たすぎる氷はかたすぎて削れず、室温に少し置くことで適温になります。
ふわふわにするには、刃の角度と温度がカギなんです。
氷の削り方で食感をくらべてみよう
家でも簡単にできるかき氷実験!
氷の作り方や削り方を工夫して、食感の違いを比べてみましょう。
用意するもの
- 家庭用製氷機で作った氷
- ミネラルウォーターでゆっくり凍らせた氷(2日以上)
- 手動かき氷機 or スプーン
ゆっくり凍らせた氷の作り方(クリックで開きます)
【用意するもの】
- ミネラルウォーター(軟水のものがおすすめ)
- タッパーや紙パックなどのフタなし容器(深さのあるものが◎)
- 冷凍庫(できれば温度変化が少ない場所)
【手順】
① 容器にミネラルウォーターをそっと注ぐ
→ 気泡が入らないよう、静かに。
→ 浄水でも可ですが、ミネラル分の少ないものが理想。
② アルミホイルや発泡スチロールで下側と側面を覆う
→ これは「上からだけ」ゆっくり凍らせるためです(※後述)。
③ 冷凍庫のなるべく奥に置き、24〜48時間かけて凍らせる
→ 急速冷凍は避け、時間をかけてゆっくり凍らせます。
④ 完全に凍る前に取り出すと中心が不透明にならずきれいな氷に!
→ 完全に凍らせず、7〜8割のタイミングでOK(周りだけ凍った状態がベスト)
◆ なぜ「上からゆっくり凍らせる」の?
氷は、冷える面から凍り始めるという性質があります。
普通の冷凍庫だと下や横からも冷え、不純物や気泡が閉じ込められて白くなります。
でも、「上だけ」冷えるようにすれば、不純物が下に逃げながら凍る→透明な氷になるというわけです。
🔍 ワンポイント:時間がない場合は?
ミネラルウォーターを冷蔵庫で1日冷やしてから冷凍庫に入れるとゆっくり凍りやすい
市販の純氷(コンビニやスーパーにある透明な四角氷)を使う
実験方法
- 両方の氷を同じ条件で削る
- 削れた氷の見た目や食感を観察する
- 食べ比べて、どちらがふわふわかを記録しよう
親子で自由研究としてまとめるのもおすすめです。
氷の作り方ひとつで、食感がぜんぜん変わるのでぜひやってみてね。
おうちでもふわふわかき氷を楽しもう!
自宅で本格的なふわふわ氷を再現!
冷凍庫の氷でもふわっと削れる、夏のおやつや自由研究にも使える高性能モデル。
音も静かで扱いやすさ抜群なのでおすすめです。
まとめ|かき氷がふわふわなのは、氷と削り方の秘密があった
- ふわふわ氷は「純氷」と呼ばれる特別な氷
- 削り方・温度・刃の角度で食感が変わる
- 昔のかき氷はガリガリだった
- 実験して違いを体感できる
- おうちでも本格かき氷は楽しめる
夏の風物詩、かき氷の魅力をもっと深く知ることで、ひんやりスイーツがさらにおいしくなります。
なんだかかき氷が食べたくなってきちゃいましたね。



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